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思考練習2.1 宗谷北線を咀嚼する

 「宗谷北線を速やかに廃止すべきか?」

 という表現は、ぱっと見具体的で考えやすいようにも見えるが、私はこの課題を咀嚼し表現を改めるところから始めたい。

 最初に考えついた表現は、
 「宗谷北線をあとn年活用するかどうか?」という表現である。

 冒頭の文言を頭の中に入れて考えると、15分で思考停止してしまった。
 そこまでで考えたことを以下にまとめる。

 廃線したときに起こる事実かどうかを様々な立場から考えると、こうなる。

 JR北海道 → 「2015年3月決算期で考えると廃線によって鉄道損益の5%が浮く」
 利用客 → 「稚内方面への所要時間が増える&不定となり、確実に不便になる」
 地元自治体 → 「観光客の減少に繋がるが、諦め時かもしれない」

 知事「唐突に安易な路線の休廃止をすすめることがあってはならない」(※1)
 


 沿線自治体の住民は決して多くない(※2)が、住民にとって不便をもたらす廃線は地域の荒廃までを招きかねないことは資料を探さずとも想像できる。

 ただ、それと引き換えに起こる他の影響がどんなものかは資料を漁って更に深く考える必要がある。
 課題表現を改めないなら、JR北海道の方針や経営状態と地域への影響を延々と考えることになる。

 うーん、それでいいの?

 正直言って現状(※3)のままでは廃線に向けた具体的行動が進み(進んでいるのかもしれない)、廃線になるのは確実である。現在のJR北海道の状況で、ローカル線を残すために残すという考えでは、いずれ廃線の問題にぶち当たる。

 とすると、この課題の持つ意味はかなり薄くなる。宗谷北線は輸送密度500/日を既に切っている。これは1982年の特定地方交通線第1次廃止対象路線のクライテリアを満たしている。

 34年後の今、そのクライテリアの意義を問わなければ既に廃線or3セク化不可避と判断される状態にあって、あとは3年か5年か10年か30年か、時期の問題になるだけである。

 では、廃線の時期をひたすら考えれば良いのか?

 正直、そんなこと考えている暇があれば廃線の段取り(地域首長の説得や代替交通機関の確保、育成)を進めるほうが良いだろう。3年か5年かで本質的な変化になるほど道北地域の動きはダイナミックに思えない。

 というわけで、課題を2番めの「活用」という表記に書き換えてもう一度考えてみたいと思います。

 *「追記」は、「※1」以下の注記をつっこんであります。
※1 2015/6/29道議会
※2 名寄以北の通過自治体の合計人口は2015/9時点で8万人弱:利用圏を考えると名寄市風連地区が外れ、沿線周辺の幾つかの町村が入ると思われる
※3 経済圏の推移、歴史的経緯、JR北海道のプレス、現地で乗車した人の感想など、いずれ調べてまとめる予定

参考:http://tabiris.com/archives/jr-hokkaido-8/
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