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ISISの件について雑感

 こういうセンシティブな話題は、却ってブログのほうが書きやすい。

 ISISによる日本人殺害予告が表明されて3日と少し(リンク先はWikipediaの該当記事です)。

 以下、追記で。

 Twitterなどで見ている国内の反応としては、「身代金支払いがどうこう」「中東への支援を表明した安倍内閣のせいだ」「拘束されたジャーナリストの自己責任だ」あたりの意見が散見されるが、どれも的はずれな印象しかしない。マスコミの報道も迷走気味(情報の整理と意見の集約に難儀している部分がありそう)で、「この動画は合成ではないか」とか言っているが、そんなのどうでもいい。

 事実なのは、日本人ジャーナリスト2人が過去にISISによる「処刑」を受けた外国人と同じようにナイフを向けられていること、そしてISISが200億ドルという無謀な身代金を要求していることの2つだ。

 私感。
 身代金は払うべきではないという意見が主流だが、イタリアやフランスの様に交渉とともに一定の額を払ったのではないかという例もある。ただ、大々的に要求を飲むのは確実に国際社会(主にアメリカ)からの反感を買うだろう。逆に、中東への支援をやめるという条件での交渉も意味を成さない。

 安倍政権批判論、ジャーナリストの自己責任論は、個人的には「ISISを自然災害と思っている」ことと本質的に変わらないと思う。

 例えばクマ出没地域に山菜採りに行って熊に襲われたとする。それは山菜採りに行った人間の自己責任か、クマ防除対策の不備(情報周知の不徹底など)のどちらかを指摘する意見が多いだろう。どちらにしろ、「熊に襲われたらお前が悪い。諦めろ。水際で止めることもできなくはなかっただろうが根本的対策は無理だ。」と思考停止に陥ることとなる。

 相手がクマならそれでいい。なぜならクマは自らの権力を誇示し国家を揺るがし、より広い地域の制圧と彼らの理想の実現に向けた活動をしているのではない、もっと言ってしまえば自然災害に近い存在だからだ。
 
 的外れな安倍政権の批判やジャーナリストの自己責任を批判することは、ISISを野生の熊と考えていることと同義である。

 この件に関しては、悪いのはどう考えてもISISなのだ。下手な諦念により大前提とするべき考えを欠落させ、さらなる不幸を呼ぶようなことがあってはいけないと思う。
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