1つ前の記事(10/01)の続き。
富士吉田市内のうどん屋さんで吉田のうどんを食べた我々は、最短経路(R139)を通り本栖湖へ向かう。
途中、富岳風穴というのがありました。時間に余裕もありそうだし寄り道しようということでちょっと寄ってみました。

写真は駐車場から洞穴へ向かう途中の小径。
周囲はいわゆる富士の樹海なのだが、ふと横を見渡すと溶岩に苔が生しわずかな腐葉土の上に植物が生えた景色が延々と(といっても視界は広くない)続いている。こりゃ真っ直ぐ歩くのは無理だし目標物も見えないし迷うはずだ。
洞穴内の写真は省略しますが、洞穴自体は「かなり涼しい(5度前後)」洞窟でした。ただ、富岳風穴は溶岩洞穴であり、他の洞穴に規模は劣るもののこの洞穴が溶岩が冷え固まった際にできたということを考えるとすげぇなぁと。
富岳風穴からはそこまで時間もかからず本栖湖へ。南岸に県道があるので県道に入り、すぐ近くにあった駐車場で本栖湖鑑賞。

これが
本栖湖ブルー か!!!!
湖面の上をふく風がさざなみを立て、湖面の青さが強調されている。本栖湖は観測値で透明度12mとされる非常に透明度の高い湖で、撮影時は風があったが、無風の日であれば透き通るような湖を味わうことが可能だろう。ちなみに湖の透明度は季節変動があり、一般に昼が短く水温の下がる秋冬のほうが透明度が高い(植物プランクトンが減少するため)。
この撮影位置は富士山に背を向けている状況だったので、あの風景はまだ。
そして車で本栖湖を半周ちょっとすると、千円富士と呼ばれる景色(標高932m,
http://www.town.minobu.lg.jp/camera/)の見える地点に到達する。
が、我々はもう少し特等席で見たい。ということで、駐車場の裏手にある山をガーッと登り、
中之倉峠へ。尾根道まで登ればパノラマ台(これも有名なスポット)へも行けますが、そこまで歩く覚悟はしていなかったので今回はパス。
中之倉峠から見る富士山はこんなんでした。
おおおおーーーーー すごい。めちゃくちゃ綺麗だ。
9月末となると一番(というかほぼ)残雪が無い時期になるため、てっぺんに雪をかぶった富士山という構図ではないが、空と湖が青、そして裾野の森と富士山が深緑に見える見事な風景(アクセントで微妙に雲がかかっていた)。
新千円札、旧五千円札の「鏡富士」はこの位置からの風景がモデルと言われている(ただしより低い駐車場の位置か標高の少し高い中之倉峠かは判断が難しい)。この景色を見にはるばる5時間かけた甲斐があったぜ。
なお、このスポットに関する情報はKY-yamayamaさんのブログ(
http://kyyamayama.exblog.jp/16796952)に詳しく載っています。中之倉峠へは片道30分とありますが道中はきつい登りで、若干道がわかりにくいので要下調べ。
このあと、帰りは山中湖以外の富士五湖沿いを経由して富士吉田へ。帰路のルートを決めていなかったので改めて検討したところ、16時台の時点で中央道調布を先頭に8km渋滞。もちろん小仏TNも渋滞。一方、東名高速は大和TNで5km未満のちょっとした渋滞。
高速代は御殿場-都心と河口湖-都心ではほぼ変わらず。
「
東名高速で帰りましょう」とあっさり判断し、山を超えて御殿場へ。御殿場からは東名を使いましたが、通過時には大和TNの渋滞は2,3kmまで解消しており、特に渋滞ストレスもなく都心のレンタカー屋さんに21時頃帰還(むしろ首都高3号線がめちゃくちゃ速くて怖かった)。
この日の走行距離300km強。私が担当したのは110kmちょい?初めてやや長距離のドライブに出ましたが、楽しかったです。もちろん、疲れましたが・・・
というわけで、サイトでの更新はそのうち山梨県道中心になってきます。お楽しみに。
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